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Archive for 1月 2012

 

監督 : ウディ・アレン

出演 : オーウェン・ウィルソン、レイチェル・マクアダムス、マリオン・コティヤール

総合評価 : ★★★★★ 5.0/5

 

 

 
今まで数々の作品を世に送り出してきたウディ・アレン監督の、キャリア最大のヒット作となった今作。
全米わずか6館のみの公開から口コミでじわじわと公開館数を増やしていき、ロングヒットを記録。
今年度のアカデミー賞ゴールデングローブ賞の両方で脚本賞を受賞しています。

 
 

海外での公開当時からずっと気になっていた今作、日本公開は今年の5月末に決定したようですが、どうしても早く観たかったので海外版ブルーレイで鑑賞。
もう既に今年のベスト作品決定と言ってしまっていいほどに素敵な、愛おしい作品でした。

 
 

主人公のギル(オーウェン・ウィルソン)は若き日のウディ・アレン自身を投影して描かれたキャラクター。彼は婚約者のイネズ(レイチェル・マクアダムス)と彼女の両親と共に芸術の街パリを訪れます。
数多くの小説家や画家たちが活躍した1920年代のパリに執心で、ハリウッドでの脚本の仕事よりもパリに住んで小説を書いていたいと願うギル。対してパリは観光とショッピングの街、アメリカ以外で暮らす気はないという価値観のイネズや両親。偶然から行動を共にすることになったイネズの友人カップルともそりが合わず、ギルはダンスパーティーに行くというイネズと離れて一人深夜のパリを歩くことに。ホテルへの帰り道がわからず、途方に暮れるギル。そこに12時の鐘が鳴り響きーー。

 

 

本編時間は94分と短めですが、オープニングから贅沢な時間の使い方をしているなあと思いました。
パリという街をあらゆる角度から、時間の経過と共に映し出していく演出。誰もがパリに行きたい!と感じるはずです。
今作は文句の付けどころが全く見つからないくらい、脚本、演出、キャスト、音楽…とあらゆる面において素晴らしいクオリティなのですが、特に撮影に関しては賞賛に値するレベルです。映像をただ眺めているだけでも満足感が得られます。

 

 

12時の鐘が鳴り響くと同時に、魔法にかけられる主人公。
そして観ている観客もまた、彼と同じように素敵な魔法の世界の中に誘われます。
それがどんな魔法かは、是非スクリーンで確かめてください。
最高に幸せで、胸が高鳴る世界がきっとあなたを待っています。

 

 
ラブストーリーであり、ファンタジーであり、ちょっと皮肉のきいたコメディでもあり。
日本で公開されたら、何度も魔法にかかりに足を運んでしまいそうです。

 

 
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