Strategy of…

Archive for 9月 2011

最近観た映画やDVDでちゃんと個別エントリを書けるほどでもない作品がいくつか溜まってきたのでまとめてみました。

 

 

 

コクリコ坂から

 
★★★☆ 3.5/5
 
けっこう前に観てたんですけど、わたしはあまりジブリフリークというわけではなくてなんか感想が書きにくかったというか…。ジブリ作品のレビューってどうも映画自体の評価でなく、過去の名作たちとの比較とか他の監督との比較とか、今作に関しては父親(宮﨑駿)との確執がどうだのとかどうでもいいことがあまりにも多すぎてちょっと敬遠してしまうのですよね。レビューというか知識自慢じゃんね…。ジブリというネームバリューがある以上仕方ないことだとは思うんですが、あの手出しできない空気はなんだかなあ。まあわたしが比較できるとしたら去年のアリエッティくらいですが、アリエッティよりは面白かったです。
でもねーどこが良かったかと聞かれると具体的に挙げられるようなものはあまりない(笑)お話はけっこう平坦だったし、特筆すべき盛り上がりポイントとかも特に無かったです。それでもカルチェラタンはとても魅力的であの場所に行ってみたいと思ったし、水沼がかっこよかったからそれだけでいいです。
ちなみに吾朗監督の前作「ゲド戦記」は観ていません。観る予定もないです。

 

 

 

パラノーマル・アクティビティ

 
☆ 0.5/5
 
わあびっくりした!びっくりするくらいクソ映画だったよ!
わたしは普段ホラーを全く観ないのでこれもあんまり色々語れるようなことは無いんですけどね、え、これどこが評価されてるの…。一人で観てたら怒りで発狂してたと思うよ!友達と3人でさ、部屋真っ暗にしてちょう頑張って雰囲気出して観たのに私らの努力はいったいなんだったのか。つか一人途中で寝たわ!
基本的にね、現象しか起こらないのですよ。ドアがギギギってなったり大きい音がしたり、でもそれだけなんで別に何も怖くないじゃないですか…。ホラー映画で怖くないってもう致命的じゃないですか…。いつゾンビ出てくるか期待してたわたしの気持ち返して…。
そんなんより最初あんなに仲が良かったあのカップルがたった数日であそこまで冷えきった関係になってしまうという、そっちのほうがまだ怖かったよ。オチもひどかったし、ヒットの裏に映画業界全体の壮大な陰謀めいたものを感じずにはいられない位のクソっぷりでした。

 

 

 

君に届け

 
★★★ 3.0/5
 
↑のパラノーマル〜を観終わった後に観ました。とてもいい口直しになりました。風早くんすき。
わたしはどうしても原作が好きすぎるので絶賛という程には至らないのですがそれでもまあまあ良かったと思います。テンポ悪いけどね。あと龍役の人の演技力がほんとにアレで、すごく笑わせていただきました。終盤は画面に龍が出てくるだけで大爆笑でした。
最後の方のオリジナルストーリー部分も悪くなかったし風早くんはかっこいいしいいんじゃないですか(投げやり)どうもわたしはラブストーリーを素直に観ることができなくて、いいシーンに差し掛かるたびに横やりを入れてしまうのでお前うるさいって何度も言われました。
むしろオリジナルストーリー部分一本に絞っても良かったんじゃないかと思うんだけどね…。ちょっと色々詰め込みすぎた感が残念ポイント。

 

 

 

劇場版テニスの王子様 英国式庭球城決戦!

 
★★★★ 4.0/5
 
今更語る必要もないギャグテニス漫画の劇場版ですね。とっても良かったです、突っ込みどころがいっぱいあって。むしろありすぎて一々書いてたら完全にストーリーのネタバレになるのでやめておきますが、要約すると「王子様たちがイギリスのホモカップルの痴話喧嘩に巻き込まれててんやわんやする映画」で足ります。
アニメ化10周年作品とのことで内容は非常に豪華です。他校集団も人気のある立海、氷帝、四天王寺、比嘉のメンバーが勢揃いでしかも舞台はイギリスというね。作画も気合い入ってましたね。ただこんだけ人数がいると一人一人の見せ場的なものは非常に少なくなるわけで、わたしの一番好きなキャラクターはとうとう一言も発しないままエンドロールを迎えてましたね…。
まあお約束であるテニスのバトル…と言うよりもテニスボールを使用した異種格闘技戦は今回も健在なわけですが、テニスやってたと思ったら炎と氷のドラゴンの壮絶な戦いが繰り広げられていたでござるな前回の映画に比べればまだまともにテニスしてたと思うよ。まあいきなり万有引力とか言い出すあたりアレだけど…。一番ひどいのは城の名前が「キング・オブ・キングダム」だったことですけどね。なんで跡部様はそういうネーミングセンスだけもろ中学生なの?
一つ不満なのは幸村の出番が少なすぎたことですね。部長なのに。きっと強すぎるから出しゃばったらバランスブレイカーになっちゃうからだよね…。そう思うしかないよね…。

 

 

 

ちなみに最近は初めて海外ドラマなるものを観始めました。「バーン・ノーティス」というゆるふわスパイアクションです。先日「チェンジリング」のDVDを観たことがきっかけで、悪役を演じていたジェフリー・ドノヴァンが主演していると知って観始めたのですがけっこう面白いです。主人公のマイケルさんは工作が得意です色んな意味で。わくわくさんみたい。舞台はマイアミなんですがなんでマイアミって色んな海外ドラマの舞台になるんでしょうね。とりあえず今10話ほど見終わったので、シーズン1コンプリートしたら別エントリ上げようかなあと目論み中。
 

 

人気ブログランキングへ ←よろしければクリックお願いします。

広告

 

監督 : ジョー・ライト

出演 : シアーシャ・ローナン、エリック・バナ、ケイト・ブランシェット

総合評価 : ★★☆ 2.5/5

 

 

 
「プライドと偏見」「つぐない」のジョー・ライト監督最新作「ハンナ」は、自身初となるアクション・サスペンス作品。「つぐない」で自ら発掘したお気に入りの美少女シアーシャ・ローナンを主役に迎え、幼い頃から父親にキリング・マシーンとして育てられた少女の旅立ちと、彼女を追うCIA捜査官との戦いを描いています。

 
確かにジョー・ライトが積極的に自らの新境地を開拓しようとしたのは伝わってきます。ただ、どうも色んなところが惜しいというか、全体的にそこまでひどい出来ではないんだけど「あんまり良くないなあ…」というなんともぼんやりした作品になってしまっているのが残念だなというところです。
シアーシャ・ローナンは良かったです。もう映画全体から監督のシアーシャに対する愛情がひしひしと伝わってきます。彼女のプロモーション・ムービーといっても過言ではないですよね。外見は大人びましたが特徴的な話し方は「つぐない」の頃から変わらなくて懐かしかったです。ただこの子、あんまり濃いお化粧が似合わないのですね…。

 
お話自体はそんなに真新しいものではないというか、なんか随所でちょっと古くさい印象を受けたかなあ。森の中でひっそりと育てられたために外の世界を知らないハンナが初めて目にする電灯に驚くところとか、いきなり部屋にある電化製品が作動しだしてびっくりするくだりとかはちょっと昔のコメディかと思っちゃいました。しかも雰囲気的に笑えないというね…。あと最初ハンナがCIAの施設に捕まって、そこから逃げ出して地下通路を辿っていったら砂漠に出ちゃいました、ってシーンがあるんですけど、あの建物そんな辺境にあっていいんですかね?

 
あと残念なのはアクションシーンの迫力がイマイチって事かな。
走ってるシーンとかも、かなり引き気味のカメラで人物を中央に捉え続けるもんだからスピード感とかがほとんど感じられない。肝心のバトルシーンもあんまり強さとか怖さとかが伝わってこないんですよね。
ぶっちゃけハンナや父親のエリックよりもケイト・ブランシェット演じるCIA捜査官のマリッサの方が数倍恐ろしかったという…。途中からどんどん狂気に染まっていく様がほんと、あの人あれでよく解雇されないよなあとずっと不思議に思っていました。
そして注目ポイントの一つであるケミカル・ブラザーズの音楽なんですが、うーん?正直私には違和感しか残らなかったですね。ケミブラ・サウンドであるという主張の方が強くなってしまっていて、映画全体の世界観だったりシーンだったりに合ってないというか合わせるつもりが感じられないというか…。この辺もバトルシーンであまり緊張感が感じられない原因の1つになっている感じがしました。音楽自体は悪くないんですけどね。
最近はミュージシャンが映画音楽を手がけることが増えていますが、トロン:レガシーのダフトパンクやソーシャル・ネットワークのトレント・レズナー、Submarineのアレックス・ターナー(アークティック・モンキーズ)が総じて良かっただけに残念でした。

 
結局、監督の前2作が好きな身としてはあんまり路線変更しなくてよかったんじゃないのかしら…といった印象で終わってしまった作品でした。俳優にしろ風景にしろすごく美しい映像を撮る監督だということは間違いないので、アクションは他の人に任せてもうこれきりにしてもいいんじゃないかな。また伝記物とか撮って欲しいですよ。
そういえば私の大好きなジェイソン・フレミング氏(X-MEN:FCのアザゼルの人)が出ていたんですが、「子供だから仲良くなれると思っていました…」というセリフにはごめんなさいさすがに吹いた。この映画で最も殺人犯役が似合うと言って間違いないような怖い顔してるくせによくそんな事が言えたもんだなあと思いました。ジョー監督は何故フレミングをマイホームパパ役で起用したんでしょうねえ。面白かったです。

 

「子供だから仲良くなれると思ってました!」 ええ…はい…

 

割と最近は不憫な役が多いですよね。キック・アスではヒットガールに銃を口に突っ込まれてたし…。

 
 
人気ブログランキングへ ←よろしければクリックお願いします。