Strategy of…

Archive for 4月 2011

suckerpunch

監督 : ザック・スナイダー

出演 : エミリー・ブラウニング、アビー・コーニッシュ、ジェナ・マローン

総合評価 : ★★★★☆ 4.5/5

あーあ、やっちゃったねえ、ザック・スナイダー。
もう完全に一般受けする作品は撮れない監督になっちゃったよ。
でも私、そんな貴方に一生ついて行きます。

というわけで「エンジェルウォーズ」。私の世界一愛する映画監督であるザック・スナイダー最新作。今回は監督だけでなく初めてオリジナルの脚本も手掛けている。
しかし先に言っておくと、この映画は9割映像と音楽がメインである。
予想を裏切るストーリー展開だとか、心に突き刺さるようなセリフ等の要素はいっそ清々しい程に皆無なので、映画にそういったものを求めている方々には恐らく時間の無駄にしかならないので、観ない方が賢明である。
更に言っておくと、そのメインである映像と音楽を目一杯楽しむためにはそのための環境も重要。というわけでもしお近くにIMAXシアターがあるならば、多少割高な料金を払ってでもIMAXでのご鑑賞を強くお勧めする。

話の流れはとある精神病院に入れられ、ロボトミー手術を施される予定の少女ベイビードールと4人の仲間たちが、そこから脱出するために空想世界の中で様々な敵とバトルを繰り広げるというもの。
アイテムを手に入れるために次々とミッションに挑んでいくという、もう映画というよりはまんまゲームのような設定である。
しかしそこを飽きさせないのがザック・スナイダー!ストップ&スローモーションに定評のある彼が撮るスタイリッシュなアクションシーンの数々は今回も健在。今回は300やウォッチメンのように血が飛び散るようなグロ描写は殆ど無く、美しいエフェクトや女の子たちのセクシーなコスチュームが堪能できる仕上がり。
特にお気に入りなのはドラゴンとの戦闘シーン。シビレたな〜。バトルシークエンスはもう、次はどんなことしてくれるのか!というワクワクの連続で思わず立ち上がりそうになるのを抑えるのが大変だった。

キャスト陣では何よりエミリー・ブラウニング演じるベイビードール!あれは反則でしょ。可愛すぎにも程がある。
金髪に大きな瞳、ヘソ出し超ミニのセーラー服、小柄で細っこいのにむっちりした太もも・・・。あれでグッとこない男性なんていないんじゃないかな!
世の男性方、エミリー・ブラウニングちゃんを堪能するためだけでも観る価値はあると思いますよ。
ロケットも可愛かった。アビー姐さんは相変わらずガッチリしてたけど。笑
ウォッチメンファンとしては嬉しいカーラ・グギノも好演だった。

完全に好き嫌いの分かれる作品であることは否めないが、ハマる人はとことんハマること請け合い。色んな意味でオタク向けと言っていいかも。笑
そしてストーリーはあってないようなものと言いながら、ラストシーンだけは別。あの終わり方、個人的には大好きだった。
監督が好きすぎて冷静なレビューができないのが申し訳ないのだが、一人でも多くの方がこの作品の虜になってくれることを願うばかりである。