Strategy of…

[Review]リアル・スティール(Real Steel)

Posted on: 24/12/2011

Real Steel
 

監督 : ショーン・レヴィ

出演 : ヒュー・ジャックマン、ダコタ・ゴヨ、エヴァンジェリン・ジェリー

総合評価 : ★★★★☆ 4.5/5

 
 
 
最近はあまりレビューが書けない日々が続いていますが、そろそろ2011年も終わりに近づいてきたこともあり年間ベストの選出のためにも最近観た作品を思い出しつつ書きたいと思います。
というわけで「リアル・スティール」。すごく良かったです。大好き。
ここにきて年間ベスト級の作品に出会えるとは思っていませんでした。傑作だと思います。

 
 

舞台は現代からそう遠くない近未来のアメリカ。人々は人間同士の格闘技に飽き飽きし、より暴力的で激しいロボット同士の格闘技が行われるようになった世界。
元ボクサーのチャーリー(ヒュー・ジャックマン)はかつて夢に破れた自分自身をロボットに重ね合わせるように、日々ロボット格闘技に没頭していたが、思うような結果を残せず借金まみれの泥沼状態。ある日かつて自分を倒した相手でもあるリッキーとの賭けに負け、更なる借金を負ってしまったところに現れた2人組の男たち。しかし彼らがチャーリーに告げたのは、生まれてから一度も顔を見たこともない息子の話だった…。

 
 

ストーリーの流れはほとんど予告編の通りではあるのですが、あらゆるシーンにおいて盛り上げ方がとても巧みなのでお話の流れがわかっていても期待以上の満足感が得られる仕上がりになっています。
ショーン・レヴィ監督作品はナイト・ミュージアムくらいしか観たことが無いのですが「映画」という枠の中での魅せ方が非常に上手いなあと。ヒュー・ジャックマン演じるチャーリーは本当にびっくりするくらいクズなので、映画と現実世界をリンクさせてしまいがちな人にとってはあまり気持ちのいいものではないかもしれませんが、フィクションと考えるとあのキャラクターは素晴らしいと思います。子供に対して「お前はまだガキだからわかんねえだろ!」みたいなこといってキレるんだよ。クズすぎてびっくりしたよ…。

 
 

子役のダコタ・ゴヨ演じる息子のマックスはチャーリーよりずっと大人なんだけど、それでも年相応なところもあってあざとくなっていない。かわいかったなあ。あの位の年齢の頃にあんなロボットが身近にいたらもう楽しくて仕方ないんだろうなあ、そういう気持ちがこっちにちゃんと伝わってくる演技をするんですよねこの子は。末恐ろしいです。
この映画は父と息子の親子ものでありながら息子ではなく父親の成長物語なんですよね。かつて持っていたはずの情熱や生き様を、ATOMというロボットを通じて息子に教えられる父親の物語。ベタでありきたりなストーリーではありますがとても丁寧に描かれていてやっぱり感動させられてしまった。最後の方にはATOMとマックスがどんどんリンクしてきて、顔まで似てきたような錯覚に陥っちゃいました。

 
 

ロボット同士の戦いは、人間同士ではできない領域まで入り込んでるということで見方によってはわりとグロい。腕が取れて液体(オイル?)がドボドボーって。グロい。グロいけど、バトルシーンの見せ方もまた上手いので、思わず立ち上がりたくなるくらい興奮します。あと、ラストバトルに対しての伏線かと思わせておいてあえて回収しないってところとか、スパっとしたエンディングとか、色んな所が好みだったなー。あの後どうなるかを描いちゃうのは蛇足にしかならないと思うので、終わり方はあれで正解だったと思います。

 

 
元気をもらえる映画、まだご覧になっていない方は年末の一本に是非。

 

 
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